看護師は病棟勤務をしていると特に忙しくなりやすく、仕事のリズムも不規則になって厳しい生活を送ることになってしまいがちです。仕事に慣れるまでの数年間は特に負担を感じる人も多いですが、それでもなお副業をする人が多くなってきています。厳しい労働条件にありながらも副業ができるのは、仕事に慣れて自分なりのリズムを作れるようになるからです。しかし、そこで私生活を優先するよりも仕事をしようと考えるのには、代表的な2つの理由があります。
1つ目は、若くて身体的にも精神的にも充実していて、働けるうちにしっかりと稼ぎたいからというものです。看護師の資格があると高い給与で働ける職場が大半を占めているため、メリットを活かして若いうちに稼ぎ、十分な預金を持って将来計画を立てられるようにしたいと望んでいる人が多くなっています。
もう1つの理由として挙げられるのが、スキルアップしたいからというものです。看護師にとってスキルの幅広さは働ける職場を増やすために重要なものであり、職場で活躍できる場面を増やすことにもつながります。同じ職場で働き続けているとスキルアップの機会は限られてしまいますが、副業をすると全く異なる経験を積めるため、看護師としての総合力が自然に高まっていくのが特徴です。
将来的に高い目標を持っている看護師は、時間の合間を縫って副業をすることで、より着実に医療や介護などの現場での活躍を目指してスキルアップしていくことができます。